等計画地は、広坂通りと小立野通りの交差点に面しており、周辺には辰巳用水が流れ、歴史的建造物が建っています。
また、大きな木蓮は桜並みにがとても印象的です。この桜並木と木蓮は聖ヨハネ教会の敷地に植えられたものでしたが、30年ほど前、広坂道路の歩道が拡張される際、これらの木々が植えられた土地と共に売却されました。
そのような経緯から、今もクライアントはこれらの街路樹に特別な思い入れがあり、今もとても大切にしています。
今回の計画でも、木蓮と桜並木が建物に寄り添いながら周辺の景観に寄与できることように配慮いたしました。
教会と牧師館と保育園の複合建物ですが、敷地面積が1,304.87㎡と狭いため、複雑に三つの用途が絡み合いながら融合させて、難問を解決しました。