田んぼが広がりその奥には北アルプスへつながる山並みを望むことが出来き、周辺には農家も良い状態で維持されていて、砺波平野ならではの風景が残されていた。その風景の中に新たに20軒ほどの団地の開発され、その中なかにTa邸は建っている。設計当初は造成前で、敷地からは農家の建物も見え、農家の圧倒的な力強さにどう対抗しようか考えていました。そんな中から今回の外観のイメージが出来あがっています。東西に長い敷地に建物も東西に長い形状として北側にレイアウトすることにより南側を庭として、採光や風通しプライバシーの確保を実現しています。内部空間はなるべく構造材を現し、力強さとぬくもりのある住宅を目指しました