敷地は越中の小京都と呼ばれ情緒ある街並みが残る城端の中心地から車で5分ほど離れたところで、街中とは景色が一変し、砺波平野特有の散居村が点在するなだらかな傾斜地の一角にある。南西方向には高清水山などの山並みが繋がり、北西には医王全の山々が見渡せ、冬にはイオックス アローザーのナイター照明を見ることができる。敷地周辺は水田が広がり、春から秋のあいだは、絶えず景色が変化する。
冬は風も強く厳しい気性条件にさらされるが、夏は山からの吹き降ろし風が、水田によって冷やされ、エアコンが無くても生活出来る環境である。
クライアントは夫婦2人と生まれたばかりのお子さん。将来はもう一人と考えておられるので、4人家族を想定して、計画をした。