34.5坪の敷地を最大限に使い1階に歯科診療所2・3階に住宅を配置し、騒音や光・プライバシーをコントロールし、広々とした住空間作りに挑戦した。敷地のわずかな空地に建物とのコントラストを計りながら効果的に植栽を行ない、無機質なコンクリート打ち放し・ガラススクリーン・押出し成形板セメント版を暖かかみのある外壁として表現している。シンプルな外壁と開口部の構成が雑多な街並みにインパクトを与えている。
また、東面隣地境界線に設けた硝子スクリーンは周囲からの視線を気にする事となく、生活するために役立っている。